数値化出来ない商品を、客観的な数値として比較する手法。しかも第三者の推薦の声として数値化できる。 「おいし差、決着　71%：28%」エバラ焼き肉のタレ。 「900人の女性に等級付けをお願いしました」ボディオントップのシャンプー。 一切データを使わずに、比較する手法。何の情報も示さずに比較して、しかも消費者に好感を与える。 「ヘイ！ハマー」ペプシ対コカコーラ。 「ビザはオリンピックのスポンサー」アメックス対ビザ。 商品やサービスとは直接関係ない「数値」を示して比較する手法。 アメックスの時刻表。OAG対アメックス。 「MCIは半額」MCI対AT&A。 ライバルのブランド名を出さないで比較する手法。比較の相手を消費者に想像させる。 「卵入りヌードル」ライトンフルフィル。 「スピンの回転数25%アップ」ヨネックス対ブランドX。 数値比較の究極の手法が「一番」。 「キリンラガービール日本一ください」麒麟麦酒。 「ロンドンへ一番」ブリティッシュ・エアライン。 唯一「これだけ」と名乗る手法。「一番」と「これだけ」の違いはどこ？ 「NECだけ」 「社会党だから」社会党対自民党、新進。 消費者に情報を与えて時間や手数を省いてくれる比較の手法。 オールズモビル対アコード、カムリ。 クラフト対ベストフーズ。 違いを強調するのではなく、ライバル商品と「同じだ」を強調する比較の手法。 「45%の人がペプシを選びました」ペプシ対コカコーラ。 「日本車との燃費を比べてください。」GM対ニッサン。 ライバルの知名度を利用して、かつ価格の違いを比較する手法。 「プアゾンをお好みならきっとお気に召すでしょう、当社のターモイル」 「スイートラバー121、世界の名香のタイプでいえばシャネル5」 ライバル商品と「交換可能、だけど安い」を強調する比較の手法。 咳止めシロップ。「ロビットシンDMと比較してみましょう」 鎮痛剤。「エクセドリンの有効成分と比較してみましょう。」 一見、比較とは気がつかせずに比較してしまう手法。広告は本来目立たせるはず。それなのになぜ記事の中に隠して比較するのだろう？ 生理痛の鎮痛剤。 ニッサン対メルセデス。 現実に存在しない仮想のライバルと比較してみせる手法。消費者に情報を与えているか？ スターレット。